看護師の転職活動はどれぐらいから始めるべき?という質問をよくいただくので、当サイトに寄せられた看護roo!(看護ルー)を利用した看護師さんからの口コミを参考にしてお答えしていきます!
看護師の転職は最低2か月前から始めるべき!
仕事を退職するには「1か月前の通知」が社会的なマナーとなっています(病院によっては雇用契約の中に明文化されているケースもあります)。
それにつられて「転職活動は1か月前ぐらいから始めればいいかな」と思っていらっしゃる方が実はすごく多いのですが、1か月前じゃあまりに危ない!
全員がそうだとは限りませんが、だいたいの方は現職場の最後の1~2週間は引き継ぎなどで忙殺されるケースが多いのです。
つまりその頃はほとんど転職活動なんて出来ないと思った方がいいのです。
となると実質2週間ぐらいしかないことになりますね。
少し間隔をあけてしっかり休養を取りたい場合はもちろんいつでもいいのですが、出来ればすぐ次の病院に移りたいとお考えの場合は最低でも2か月前から始めるべきです。
病院探し、面接、内定出るまでの時間を考えると、「転職活動をしっかり出来る時間」を1か月、退職準備で1か月、合計2か月くらいは見ておいた方が安心だからです。
理想を言えるのであれば3か月なのですが、「そんなにもう待てない。というか耐えられない!」と思ってしまう方が多いのもまた現状。
辞めたい時が辞め時?
働いていれば「ちくしょう!!もう明日辞めてやる!!」って思う時もあると思います。巡り合わせが悪い時なんかは毎日思っているなんて人もいるかもしれませんね。
ムカつく上司に辞表叩きつけてやる想像をして怒りを鎮めて、何とかやり過ごしてきたけれど、もう限界!と、思ったその時が辞め時。
果たしてそうでしょうか?
看護roo!(看護ルー)を利用した看護師さんからの口コミを見ていると「怒りに任せた勢いで転職活動を始めると失敗する率高くなる」という仮説がどんどん真実味を帯びてきます。
「今より良い環境に転職したい」ではなく「ここから離れられるならどこでもいい」という想いが強い状態で行なうと、ついつい条件などを甘く見てしまいがちなのです。
「今より給料下がっても、この際もういいや!」ですとか「ちょっとくらい遠くてもいいや。通期時間が延びるぐらい、今のこの辛さに比べれば屁でもない!」ですとか、そういう考え方になってしまいがちなのですね。
そういう意味も含めて「最低2か月、理想は3か月」と提言しています。
最悪でも2か月あれば「怒りに任せて」感が薄れると思います。
転職は「逃れるため」ではなく是非「より良い環境を得るために」ということを念頭に行うようにしてみてください。
次のページ>求人票の「オブラート」を暴け!